麓郷の森目次
北の大地・北海道のとして1週間の滞在ですが、旅も折り返し地点の中盤に差し掛かりました。
今までは苫小牧市での観光を続けていましたが、今日からは旅の舞台はこの富良野市になります。
北海道といえば海の幸や、雪遊び、自然界との触れ合いそして歴史的な建物もたくさんあり年間を通してたくさんの観光客でにぎわっていますよね。
私も友人や家族、そして若いころには何度も1人旅で遊びに来ていました。
飛行機に乗ることも大好きだったので「今週北海道に行こう!」と仕事中に思いつき弾丸旅行もしたこがあります。
では今回訪れている富良野市ですが、みなさんも「ラベンダー畑」で一度は名前を聞いたことがある町名ではないでようか?
壮大な大地に広がる紫色のラベンダーは花の香りとともに素敵な景色を私たちに見せてくれこの時期には観光客の方でとても賑わっています。
そんなラベンダーに囲まれた富良野市ですが、あの大人気ドラマ「北の国から」の舞台となっている土地です。
市内には実際に撮影で使用された建物や施設が多くあり観光スポットとなっています。
そんな今回は有名撮影地でもある「麓郷の森」についてご紹介させていただきます。
麓郷の森について
この「麓郷の森」は富良野市東麓郷に存在していてテレビドラマ「北の国から」の初期の撮影地となっていました。
1984年には新たに観光名所として整備され今では多くの観光客が訪れています。
ドラマ、「北の国から」は1981年から2002年の約20年間にもわたり放送されており最も古い1981年の最初のシリーズからこの「麓郷の森」は収録に使われていました。
あちらに見える針葉樹を中心とした深い森林の中に「黒板五郎の丸太小屋」があり、また風力発電装備を備えている「五郎3番目の家」といったテレビで何度も登場した施設があります。
またほかにも森の広場や写真館・彩の大地館・森のレストランなどが存在していて夏を中心に多くの観光客を喜ばせています。
後程、施設に関しては詳しく説明させて頂きますね。
夏のシーズンしかここは開放していなく、この時期にはたくさんの人でにぎわっています。
建物や建物の中の雰囲気は昔のままそのまま残っておりずっと見ていても飽きません。
そして「北の国から」のファンの方であればここであのシーンを撮影したのか!や、ここに田中邦衛さんがいたんだ!とドラマの中のシーンが自然と浮かびあがってくると思います。
麓郷の森の見どころ
「麓郷の森」の見どころはこの一帯の建物全てです。
ドラマで見た建物を実際に見ることができ自分もその世界の中にいる気分になります。
この「黒板五郎の丸太小屋」は主人公であるあの田中邦衛さんが自分で1から作り始め最終回でやっと完成するようになっています。
「北に国から」と言えばこの建物をみなさんイメージするのではないでしょうか?
三角形のような斜めになっているあちらの屋根が特徴的ですよね。
「五郎3番目の家」では田中邦衛さん演じる五郎が諦めた風車発電を息子が完成され、それをプレゼントするといった設定になっておりこちらも見ることができます。
では、1つずつ施設を周って行きましょう。
まず初めにこの「森のレストラン」ですが、営業期間は5月から10月の期間となっておりこの場で少し休憩することができます。
落ち着いた店内だけでなく外のテラスでも食事をとることができ北海道名物のカレースープや手作りのパイなどを食べることができます。
メニューはとても豊富でありデザートメニューも多く置いております。
嬉しいことにアルコール類の提供もしてくれます。
店内にはここでしか買えない特産物なども売っているので、お腹を満たした後にゆっくり休憩がてら見るのもいいですね。
続いては「森の写真館」です。写真家の那須野ゆたかさんの撮影した富良野周辺の写真がたくさん飾られており、様々な風景を楽しむことができます。
写真超し体験することのできる四季もまた風情がありますね。
そして「彩の大地館」では、「麓郷の森」周辺の写真が飾られていたりオリジナルグッズが販売されています。
ここまで来た思い出とともになにか自分にお土産として購入するのもいいですね。
お菓子類はもちろん陶芸品やお子様が喜びそうなものまでたくさんの種類のものが販売されています。
ここで入場料についてですが、「黒板五郎の丸太小屋」と「五郎3番目の家」では料金がかかります。
共通料金なのですが大人・1200円、子供・300円となっています。
とてもお安い金額ですのでぜひとも入っていただきたいです。
共通と単独の料金を選ぶことができるのでその辺りもとても良心的だなと思います。
こういった観光スポットになっている施設の館内はもちろんですが、建物の雰囲気・町並み・周りに広がる自然などすべてが見どころ満点です。
昔ながらの建物の雰囲気にここは日本なのか?と思ってしまいます。
敷地内にはところどころに「北の国から」の撮影中の写真が飾られています。
この写真を見ながら訪れた人にドラマシーンを思い出してほいしものです。
麓郷の森の周辺
ではドラマの世界が体験できる「麓郷の森」の周辺にはどんな観光スポットがあるのでしょうか?
それでは案内させていただきます。
「麓郷の森」から約2キロほど進んでくるとこちらの「ふらのジャム園」が見えてきます。
ジャム工房の看板がたっていて新鮮な野菜やくだものを原料にし、昔ながらの伝統的な方法でジャム作りをしています。
店内はこのように多くのジャムの種類がありお土産にも最適です。
完全北海道産の新鮮なものをジャムで是非体験していただきたいです。
そしてこの近くにはなんとあのアンパンマンの作者「やなせたかしさんのお店」があるんです。
誰もが知ってるアンパンマン、そして小さなお子様が一緒でしたら間違いなく大喜びでしょう。
2階建ての建物となっており1階は日本最大級の品揃えになるアンパンマンショップです。
2階はアンパンマンの絵画などのギャラリー展になっています。
入館料はなんと作者・やなせたかしさんのお気持ちにより無料となっていて多くの人でにぎわっています。
また、店内にはアンパンマンのおもちゃで遊ぶことができるプレイルームも完備されておりお子様にもお母さまにも喜ばしい一角となっています。
周辺にはこのほかに遊ぶところ・立ち寄るところが目立ちませんが、10キロほど車を走らせると観光地はたくさんあります。
北の大地・北海道では車での10キロは近いんだとか・・・。
移動時間も5時間までは平均とこういった部分でも壮大な土地の素晴らしさを実感してしまいます。
車で13キロほど走らせるとこの「富良野チーズ工房」にたどり着きます。
ここではチーズ・バター・アイスクリーム・パンの手作り体験をすることができるんです。
全てに富良野牛乳を使用するためとても濃厚な味わいとなり中でもチーズは絶品となっています。
また、チーズソフトはソフトクリームの巻いてある部分が大きめの作りになっているのでインスタ映えもし、若い世代を中心に大変人気商品となっています。
できたて&焼き立てのピッザももちろん人気であり家族層を中心に多くの人でにぎわっています。
また「麓郷の森」から約12キロ離れたところにはこちらの「フラノ・マルシェ」といった施設があります。
この施設は美味しいもの&お土産がたくさん揃えられ、おいしさの魅力を発信しています。
このように何店舗ものお店が並び、北海道限定の食べものや特産物などたくさんのものが販売されています。
お土産を買うならここ!と判断する方も多く軽食などもあるためドライブの途中の休憩にも利用されています。
どのお土産もかわいくそして美味しそうなのできっと買い物かごがすぐにパンパンになってしまいます。
トイレもとても綺麗なので安心してお越しください、ただ駐車場は少し狭い感じがするかもしれません。
アクセス方法
では「麓郷の森」までのアクセス方法をお伝えいたします。
公共機関を利用する場合は鉄道を使用し、JR富良野駅より約18キロの距離であり、最寄り駅はふらのバス「麓郷線」となっています。
この「麓郷線」は終点でありここで降りたあとは約徒歩30分の道のりとなります。
30分間歩き続けることになるので寒い時期にはとても厳しい環境ですし、雪で道が埋もれてしまいます。
なのでレンタカーを利用するのがいいかもしれませんね。
レンタカーを利用した場合は北海道道253号東山富良野停車場線、北海道道544号麓郷山部停車場線を使用して道央自動車奈井江砂川ICまたは滝川ICより2時間半の道のりとなります。
さすがは壮大な敷地面積を誇る北海道ですね。
移動時間が長くなっています。
道のりは山の中を進んで行くことになるのでお気をつけください。
またここで営業時間もお知らせさせていただきます。
まず冬の季節は雪の影響で閉鎖されています。
その期間は11月中旬から4月中旬です。
あたり一面が雪で覆われ観光すること・ここまでの道のりがすごく危険なものとなってしまいます。
北海道の観光スポットの営業時間は日本本土と比べると少し短めとなっています。
冬の季節が近くなると日没の時間も早くなる影響です。
また山の中はより一層冷えてしまうので上着を余分に持って行くなど服装にもお気をつけくださいね。
最後に駐車場情報ですが、ここにはなんと150台も停車することのできる大きな駐車場があります。
利用料金は無料となっているので車でも安心してくることができますよ。
綺麗なログハウスのようなトイレも完備されており案内板もあります。
のんびりとこの「麓郷の森」をお楽しみくださいね。