北海道中心標目次
北海道中心標について
北の大地・北海道のとして1週間の滞在ですが、旅も折り返し地点の中盤に差し掛かりました。今までは苫小牧市での観光を続けていましたが、今日からは旅の舞台はこの富良野市になります。
北海道といえば海の幸や、雪遊び、自然界との触れ合いそして歴史的な建物もたくさんあり年間を通してたくさんの観光客でにぎわっていますよね。私も友人や家族、そして若いころには何度も1人旅で遊びに来ていました。
飛行機に乗ることも大好きだったので「今週北海道に行こう!」と仕事中に思いつき弾丸旅行もしたこがあります。では今回訪れている富良野市ですが、みなさんも「ラベンダー畑」で一度は名前を聞いたことがある町名ではないでようか?
壮大な大地に広がる紫色のラベンダーは花の香りとともに素敵な景色を私たちに見せてくれこの時期には観光客の方でとても賑わっています。そんなラベンダーに囲まれた富良野市ですが、自然にあふれた観光地だけでなく文化財などの建物も多く存在しています。
指定文化財として存在している「北海道中心標」をみなさんご存知ですか?
あまり聞いたことはないかもしれませんが、とても深い歴史的なものとなっているので今回の観光でみなさんが少しでも気になってくれたら・・・と思っています。それでは早速ご紹介させていただきますね。
この石標のサイズ感は高さ4m・重さ34トンと大きくもあり重くもありますあまり耳にしたことがないかもしれないこの「北海道中心標」とは一体どんなものなんでしょうか?答えはこの石碑のことなんです。正式名称は「北海道中央経緯度観測標」となっており富良野小学校の校庭に設置された、北海道の中心を示す石標となっているんです。この石標のサイズ感は高さ4m・重さ34トンと大きくもあり重くもあります。
富良野市の指定文化財に登録されており、なぜここに石碑が立てられたかと言うと大正3年から約2年間、当時の京都帝国大学の博士がここを北海道の中心地点として地球の重力や経緯度などの測定をしたことが関係しているのです。
この土地がずっと使われており、その言い伝えもずっと残っていたため記念として建てられたわけですね。大正時代に地球の重力などの観察をしていたなんて、さすが京都帝国大学の博士です!きっと難しいことに挑戦し続けていたのかなと想像してしまいます。
「北海道中心標」という名前だけあってここは北海道の中心であり「北海道のへそ」として有名となっています。ここで少し豆知識ですが、中心というのは北海道本島に中心であって北方領土を含めると中心地は別の場所となっているのでご注意くださいね。
北海道中心標の見どころ
石碑だけ見るだけではすぐに終わってしまいそうですが・・・ぜひともこの昔から使用されていた「北海道のへそ」を味わってほしいです。そしてこの石碑に関しては見学は基本的には自由となっています。
ですが、小学校内に設置されていますので授業の妨げにならないように注意していただくようお願い致します。また、この石碑の周りにはエゾムラサキツツジやイチイなど北海道を代表する花々たちがたくさんに咲いた花壇があります。
ここまで来たぞ!という記念撮影も込めて石碑とお花の花壇の前で写真撮影をお忘れなくお願い致します。
北海道中心標の周辺
「北海道中心標」はこのように小学校の敷地内にあり周辺は住宅地など目立った観光スポットはありませんので、今回は徒歩10分のところに位置しているJR富良野駅周辺での観光スポットについてご紹介させていただきますね。
富良野駅周辺には自然に恵まれたところ・特産物を活かした食べ物・お土産どころなどたくさんに人でにぎわっています。では、富良野市と言えば!となるラベンダー畑に訪れてみましょう。
この「ファーム富田」は中富良野駅から徒歩20分となっておりラベンダーを始め、ポピー・オスモス・カスミソウなどたくさんの花々であふれています。
1番のオススメの時期は7月8月となっておりラベンダーソフトを食べれたりお土産わ購入することもできます。このように色とりどりのお花が一面に広がりこれぞ富良野だ!と思わせてくれる光景です。敷地面積はとて広くすべてを周るのは難しいかもしれません。
スニーカーでお越しいただくのはもちろん、暑い時期には日傘や帽子・水分が必須アイテムとなっています。ここだけの限定商品も多く取り揃えられているのでお買い物にも注目です!駐車場はとても多く完備され無料となっています。
続いては「麓郷展望台」です。この展望台からはドラマ「北の国から」の撮影地になった麓郷一帯の景色を見渡すことができるんです。天気のいい日には十勝連邦なども見ることができ、展望台の周辺は数々の花で囲まれています。
カメラ好きの方が集まるスポットであり野生のキツネやエゾシカに運が良ければ会うことができますよ。そして富良野駅から徒歩約5分で遊びにくることができる場所といえばこの「ふらのワインハウス」です。
アクセスのしやすからたくさんの人が訪れています。この「ふらのワインハウス」は丘の上にあるレストランとなっており、富良野市街を一望することができます。
ふらのワインはもちろん、富良野産の牛さんから作った牛乳やチーズのほか地元で採れた新鮮な野菜を使用した料理を味わうことができます。ワインは隣接されている工場からの直送となっており、すぐに飲むことができるのもおすすめのポイントですよね。
またかわいらしい小物が大好きな女性におすすめなのが「富良野オルゴール堂」です。ここでは陶器のオルゴール・ぬいぐるみのオルゴール・手回しオルゴールなど約1000種類のものがあり約8500点もの商品が置かれています。
そして世界に1つだけ、自分だけのオルゴールを作ることもできお子様を中心に体験されている方が多いです。お腹が空いた方には、富良野チーズ工房」がおすすめです。ここではこんな感じでたくさんの富良野チーズの試食をすることができます。
(コロナ禍の今、試食サービスを行っていない場合があるので各自ご確認をお願い致します。)
また、ここではチーズ・バター・アイスクリーム・パンの手作り体験をすることができるんです。全てに富良野牛乳を使用するためとても濃厚な味わいとなり中でもチーズは絶品となっています。
また、チーズソフトはソフトクリームの巻いてある部分が大きめの作りになっているのでインスタ映えもし若い世代を中心に大変人気商品となっています。
できたて&焼き立てのピッザももちろん人気であり家族層を中心に多くの人でにぎわっています。ピッザの焼かれる時間はしっかりと表示されているのでどの時間に来ればいいのか事前にわかっていいですよね。
アクセス方法
「北海道中心標」はJR富良野駅からすぐの地点にあります。徒歩で10分ほど、車で2分ほどで到着することができます。
電車やバスをご利用の際はすぐにJR富良野駅に到着することができると思いますが、車での移動の場合は道央道滝川ICから国道38号経由で約60キロ、所要時間は約1時間10分ほどで到着します。
富良野駅からは距離も近くアクセスしやすいと思います。ですが、みなさん「まさか小学校の敷地内にあるとは思わなかった!」とこの付近まで来ても迷ってしまうそうです。
カーナビ設定をして、目的地まで来ていても見つけることができずウロウロといったパターンが多いようなので、小学校の敷地内に石碑がある。ということを頭の中に入れておいてくださいね。
専用の駐車場は完備されていないのでコインパーキングを利用することになります。周辺には2か所ほどパーキングがあるのでそちらに停めて歩いて向かうようにしてください。
また、札幌市から富良野市へのアクセスは少し遠いと感じてしまうかもしれません。富良野市は北海道のへそとも呼ばれていてほぼ中心に位置しています。
札幌から富良野市は直線距離で言えば90キロほど離れており、分かりやすく例えると新宿から富士山までの距離感です。県をまたぐ移動を道内でできてしまうなんてさすがは北海道だなと思ってしまいました。
直線距離では90キロですが、実際に移動する道のりでいえば120キロから150キロほどです。移動手段はバス・電車・レンタカーから選択できるのご自分に合った方法をお選びください。バスで移動する場合は所要時間は2時間半です。
往復4150円で移動することができ低価格で移動することができます。停車は富良野駅前になり往復ともに予約制ではないので混雑時は次の便に乗ることになります。お時間に余裕を持って行動するようにしてください。
電車での移動は乗り換えが必要になってきます。乗り換えも含め2時間弱で到着することができます、料金は片道4000円とバスと比べると往復では倍の値段がかかってしまいます。
また、夏季限定で札幌と富良野間を直通する特急「フラノラベンダーエクスプレス」が運行されています。1日に2~4往復されていて料金は4810円です。乗り換えもなく直行便となっているため料金設定が少し高くなっていますね。
電車となれば交通状況の影響もないため決まった時間に動きたい方には電車がおすすめです。指定席と自由席に別れているので、指定席をとって確実にゆっくりできる手段もいいですね。
電車の旅はのんびり外を眺めながら北海道の大自然を見ることができ、旅の道中でも楽しむことができます。駅弁を買い電車に揺られゆっくりするのもいいですよね。最後にレンタカーでの移動ですが、北海道旅行ではレンタカーが必須アイテムになってきます。
所要時間はバスと同等2時間弱となっていて何と言っても自分のペースで進むことができます。小さなお子様連れの方などにはレンタカーが1番リラックスできますよね。
道のりも大きな道路を進んで行くことになるので比較的運転しやすいかと思います。途中で見つけた道の駅や気になる観光スポットに立ち寄りながらドライブ感覚で進んで行くのもいいかと思います。